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少子化や核家族から来る影響や社会構造の変化などの要因で、経験としての「子育て」が伝承されにくくなっています。
子育ての不安や母親の孤立という問題が社会全体に広がる中、子育ての専門家としての私たちへの期待はますます高まっています。


子どもが保育園で寛げるのは、甘えたり、或いは一人でホッとする空間や環境が確保されているからです。


気持ちを温かく受け入れる環境、それは共感してくれる保育者の存在が大きく影響しています。
保育者に導かれて家庭からもう一つ大きな社会に出て行き、生活圏を広げていく子どもたちにとって非常に重要な時期です。


私達はそのような使命を十分に理解して現代社会で求められている役割を担っていく必要があります。
地域との関わりが少なくなり、子育て力が低下していると言われている昨今、保育士として必要な基礎知識や専門性を持って保育にあたることをいつも心掛けておかねばなりません。


保護者から「先生」と呼ばれる職業です。
先生と呼ばれる以上、保育士としての専門的能力や、社会人としての社会的能力を求められます。
しかし、初めから完璧な人間など居ません。
未熟な部分は先輩職員、保護者の皆さんから指導や助言を受け、子どもと同じように成長していけば良いのです。
保育士に限らず、どの職業においても長い人生の中では辛いことや厳しい現実に直面するはずです。
しかし、一所懸命にそれを乗り切ることで喜びや達成感が生まれ、人として一段と成長できるのです。


子どもたちと居ると私たち大人も気付かされる事が多くあります。
子どもたちの成長の場でもあり、私たち自身の成長の場でもある場所がここ、博多保育園なのです。

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