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モンテッソーリ教育の保育園
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〒813-0041 福岡市東区水谷1丁目8-11 Tel.092-681-3650 Fax.092-405-3005

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DSC05278.JPG当園では、マリア・モンテッソーリが20世紀初めに提唱したモンテッソーリ教育法を取り入れています。
モンテッソーリ教育は1907年にマリア・モンテッソーリによって始められ、世界各国で一世紀にわたって普及し、その効果が実証されています。 モンテッソーリ教育は、子どもの内面に自分自身を創り上げる要素があります。 教育とは教え込むものではなく、その子の持っている内面の欲求を、環境を準備することで引き出し、子ども自身が教具と関わることで、自分を創造していくものです。
モンテッソーリ教育法の基本は、「子どもは自ら成長・発達させる力を持って生まれてくる。大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、制限のある自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない。」という考え方にあります。
モンテッソーリ教育の目的は、それぞれ発達段階にある子どもを援助し、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てる」ことです。

モンテッソーリ教育は「日常生活、感覚教育、数教育、言語教育、文化」の5つの領域があります。
DSC05304.JPGこの5領域の活動の方法は次のように展開されます。
「自由に選ぶ→繰り返す→集中する→充実感や達成感をもって自分から止める」
私たちはこれを「お仕事」と呼びます。
子どもは、集団で同じことをするのではなく、一人ひとり自分の敏感期の活動に出会えるように、自由に個別活動を行います。 自分で自分の活動を選び、自分のリズムで納得行くまで繰り返し活動し、活動のプロセスを何度も踏みしめた子どもは内面から変わり、善さを現し、自立していきます。

子どもが、五感で感じたことは、イメージとして脳に伝達され、やがて子どもの抽象思考を発達させることなります。 摘む、ひねる、通す、折る、貼る、縫うなど指先の使いこなすことを学ぶのは4歳前後であり、この時期にそのような環境がないと学童期に緻密な作業が苦手になってしまうと言われています。 特に後の人格を形成する乳幼児期に感覚や知覚を磨くことは非常に重要な事です。 
当園ではそのための基礎を作る大切な乳幼児期に適切な援助をしていけるように、保育士全員が園外研修への参加等を通し、日本モンテッソーリ協会認定の免状を受けております。





DSC05500.JPG異年齢児保育とは活動するグループを同一年齢ではなく、異年齢の子どもでまとめてつくる「縦割り」の保育です。
現代では、兄弟数の減少と、地域における子ども同士の結びつきが少なく、子ども同士で学び合うことも、伝わっていく文化なども少なくなっています。 
異年齢集団による活動や経験が家庭でも地域でも不足している中、子ども集団を形成できる保育園の役割が一段と大きくなっています。

年下の子どもは、年上の子どもに憧れたり、遊びのモデルにしたり、新しい言葉や遊びを覚えていきます。 
逆に、年上の子どもは年下の子どもに優しく接したり、譲ったり、世話をしたりして自信や意欲を持ち、主体的に行動する子どもに育っていきます。 
子どもは自分より年下または年上の子ども、つまり異年齢児と触れ合うことによって、自分の思うようにいかない葛藤、挫折などの多様な経験をしていきます。 
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年齢の異なるいろいろな友達と生活を共にすることは、豊かな人間関係を築き、「人と関わる力」の育ちが期待できます。 また、年齢や発達の異なる友達との関わることにより、「自分と異なる人のことを自然に受け入れる」ようになり、ひいては「異質性・多様性を受容する力」が育っていきます。
このことは、子どもが外国人の肌の色や髪、言葉や習慣の違いなどを当たり前の事として受容したり、心身に何らかの障害がある人と関わったり、共感したりすることに繋がっていきます。